STEREO CAMERA COLLECTION

ステレオ写真の世界


ステレオ写真の日本での認知度は欧米に比べると非常に低いというのが現状だろう。一般的に写真を趣味にしています。と言えば「いいご趣味ですね。」となるがカメラが趣味と言うと「ゲッ!オタク!」と言われるのがオチで、ましてやステレオカメラなどと言おうものなら「変態」扱いされかねない。しかし一度その写真を見せたら驚きの声を上げ評価が一転するであろう。
かくいう僕もその一人であった。それまで自分の中では立体写真はおろかステレオカメラ自体の存在も希薄でカメラ屋で見ても「なんの写真を撮る道具だろう」位の認識であった。
ところが日本カメラ博物館で実際にステレオ写真というものを見てビックリ!目から鱗であった。だって人物とか物が浮き上って見えるんですからね。ステレオをやられている方もしくは知っている方がこれを読んだら噴飯ものでしょうが当時の僕は、まあその程度の知識しか無かったわけです。
それまで写真はライカ中心に使っていたのですが、その一件からは徐々にステレオへと移行して行きました。カメラ自体も特別な物を除いて海外のオークションで買えば比較的廉いですので1台、また1台と増えています(現在進行形)。以前はコダックがステレオマウントのサービスをしていたのですが(今から3年位前まで、、、)今はしてくれる所は無いので自分でやらなければならないのですがアイロンでマウントしてビューワで確かめて立体に見れた時の喜びはまた一塩です。

立体写真の歴史は非常に古く19世紀半ばまで遡ります。写真機が発明されてまもなくステレオカメラは創られました。写真以前にも左右の絵を丹念に書いて立体視するステレオスコープというものをホイットストーンという人がやっていたのです。
オーディオではスピーカーを2台並べて左右それぞれの音を2つの耳で聴くように写真でも左右2つのレンズで撮影したものを左右2つの目で見る事により立体感を味わう事が出来る、これがステレオ写真の世界です。もっと評価されていい世界だと思うのですがなかなか普及しないんですね〜。
写真を見るには専用のビューワを使うのが一般的でよりリアリティーがあります。裸眼で立体視する方法として平行法、交差法もあり作家の赤瀬川源平氏が提唱しています。僕は竹書房の「楽しいステレオ写真・高杉弾著」を見て両方マスターしました。蛇足ですが10年ほど前に「細川ふみえ」の3D写真集が出版されましたがこれは期待外れでしたね、、、。

今は殆どステレオでばかり撮っていて写真も沢山撮り貯めてあるのですがWeb上にUPしても「立体に見えな〜い」とのクレームのオンパレードでして(笑)、これが目下の悩みの種です。だから立体写真は実際お会いした方にビューワでその楽しさを味わってもらうようにしています。



NIMSLO 3Dの取り説

このカメラは持っていません。取り説だけ何故か持っているんです。
NIMSLOやNISHIKAという4眼式のステレオカメラは日本ではプリントをしてくれる所がもうありません。
しかしハーフサイズの写真が4枚撮れるわけで、1コマ目と3コマ目。2コマ目と4コマ目で2組のステレオ写真が出来ます。これをリバーサルでマウントすれば使えない事もないですね。海外オークションでもかなり廉く出ているのでチャレンジしてみてはいかがですか?


Nishika 3D N8000

兜H和ニシカジャパン
画面サイズ・18X24o
35oフィルム使用
シャッターはプログラムAE
写り?????

レンチキュラーフォーマットのステレオカメラ。
ボディーの大きさに比べて、プラスチック製なので驚く程軽い。
カメラ上部に液晶パネルのようなものが有るがこれはダミー(笑)。
そのままステレオプリントしてもらうのも良いかもしれないが
旅行に行った時、4枚同時に写せるので焼き増しの手間がいらないので、そういった使い方も有ると思う。レンチキュラーでプリントしてくれる所は日本で現在はありません。去年までコニカカラーイメージングでやっていたのですが終了。残念です。海外ならやっているかも?ご存知の方教えてください。

写り・★☆☆☆☆



3DNEXT

潟Xリーディジャパン
画面サイズ・18X24o
35oフィルム使用(通常ISO200、晴天時ISO100、室内ISO400)
レンズ・25o4レンズ
撮影距離・1.2m〜無限(固定フォーカス)
シャッター・1/125
フィルム差し替え・手動背面ノブ式。
フィルム巻取り・手動クラック式。
フラッシュ・カメラ外付け専用フラッシュ。

4眼式のレンチキュラー方式の3Dカメラです。未使用、元箱付きで買って保証書があったのでрオてみたら「この電話は現在使われていません」との事、、、
倒産しちゃったのね。


Image Tech 3D

メーカー・Image Technology International Inc Norcross
製造国・アメリカ
製造年・1990年代
画面サイズ・17X24
レンズ・30mmF5.6
撮影距離・1、2m〜無限
フラッシュ内蔵(ガイドナンバー16程度)



3DWIZARD

画面サイズ・17X24o
35oフィルム使用(通常ISO200、晴天時ISO100、室内ISO400)
レンズ・25o3レンズ
絞り・3段階
撮影距離・1.2m〜無限(固定フォーカス)
シャッター・1/125
フィルム差し替え・手動背面ノブ式。
フィルム巻取り・手動クラック式。
フラッシュ・カメラ内蔵式。

3眼式のレンチキュラーフォーマットの3Dカメラ。


RITTAI・3Dカメラ

レンチキュラー方式のステレオカメラ。
フラッシュ内蔵、自動巻き上げ巻き戻しのハイテクカメラ。


ローライドスコープ
(フランケ&ハイデッケ・ドイツ)
1930年頃
画面サイズ6X6cm
120フィルム使用
レンズ・テッサー75oF4.5
シャッターはステレオコンパウンド。
T・B・1〜1/300秒
三眼レフレックス式。
ボディーはアルミ、黒革張り。
これから発展して二眼レフが誕生したという歴史的価値のあるカメラ。
僕の持っているステレオカメラで最も古くて最も高価なもの。
写り ★★★★★


EHOステレオ

(エホ・カメラ・ファブリーク ドイツ)
1930年代
画面サイズ・6X6cm
120(ブローニ)フィルム使用。
レンズ・ドプラーF11
絞り・2段階
シャッター・Bと1
向かって左のレンズに遮へい板があり、右のレンズだけでも撮影可能。
反射ファインダーとワイアーフレームファインダー付き。
BOXカメラのステレオ版で、ボディーは鉄板製。ほとんどの部品が鉄で出来ている。
コダックでもボックス型のステレオカメラを出していた。
写り・★☆☆☆☆


BURDLO 3D

(アメリカ)
現行品。
画面サイズ・24X36o
35oフィルム使用。
シャッターはプログラムAE。
写り★★☆☆☆

Nimsloという4眼式(レンチキュラー)のステレオカメラを改造して作られたカメラだが改造品とは思えないクオリティーの高さだ。
35oフルフォーマットの写真が2枚撮れるのが魅力!
35oフルフォーマットのステレオカメラというとRBTが有名だが庶民には高嶺の花、、、、これで楽しむのもいいかも。
只、難点は、元々ハーフサイズ用のレンズを使っている為、周辺光量がメチャクチャ落ちるという事。

付属のマクロフィルターを組合せると最短12.70cm!まで接写が出来る!でも
ステレオベースの問題で無理がある、、、

写り・★★☆☆☆



ステレオ・リアリスト 1041

(デビットホワイト、アメリカ)
1947年
画面サイズ23X24o。
35oフィルム使用。
レンズ・35oF3.5
シャッターはT・B・1〜1/150秒
距離計連動式。
バックフォーカシング方式。
カメラの下部にファインダー接眼部がある。
写り・★★★★☆
ステレオマウントのスタンダード、リアリストサイズの始祖。アイゼンハワー大統領も愛用していたそうだ。

ちなみに皮は自分で張り替えました。


イロカ ステレオ U

(イロカカメラ ドイツ)
1954年
画面サイズ23X24o
35oフィルム使用。
レンズは35oF3,5。
シャッターはプロンターS。
B・1〜1/300秒
セルフタイマー付き。
距離は目測式。
スポーツファインダー(水準器付き!)は珍品。
買った時は埃を被ってボロボロだったが
磨き上げて今はピカピカ。


ステレオ・ヴィヴィッド

(スリー・ディメンション Co、 アメリカ)
1954年
画面サイズ23oX24o。
35oフィルム使用。
レンズ・35oF3.5.
シャッターはB・1/10〜1/100秒。
セルフコッキング式。
距離計連動式。
ビューマスター・パーソナルと同じメーカー
このフラッシュアダプターが高くて$99もするんです。
写り・★★★☆☆


ステレオ・カラリスト

スリー・ディメンジョン Co アメリカ
1954年
ドイツ製
画面サイズ23X24mm
35mmフィルム使用。
レンズ・35mmF3.5
シャッター・B・1/10〜1/200秒
セルフコッキング式。
距離は目測式で前玉回転式。



リベア33

(リベアカメラ アメリカ)
1953年
画面サイズ23oX24o。
35oフィルム使用。
レンズはステレオの高級メーカー
ウォーレンサック製35oF3.5。
シャッターはT・B・1/2〜1/200秒。
セルフコッキング式。
連動距離計。
バックフォーカシング方式。
当時としては最も近代的なステレオカメラ。
いずれは、ウォーレンサック・ステレオが欲しいな。高いけど、、
写り・★★★★★


スプートニク

(LOMO 旧ソ連)
1960年
画面サイズは60oX60o。
120ロールフィルム使用。
レンズ・75oF4.5.
シャッターはB・1/10〜1/100秒。
三眼レフ式。
ベークライト製
写り・★★★★★


コダック・ステレオ

(イーストマン・コダック アメリカ)
1954年
画面サイズ23oX24o。
35oフィルム使用。
レンズは35oF3.5
シャッターはB・1/25〜1/200秒
セルフコッキング式。
焦点調節は前玉回転式で目測。
ebayでも$100以下と廉くて写りが良いのでステレオ入門者にはお薦め。
シャッター故障が多いと聞くが、、?
僕が1番最初に買ったステレオカメラ。
写り・★★★★★


ステレオ・グラフィック

(グラフレックス Inc, アメリカ)
1956年
画面サイズ23X24o。
35oフィルム使用。
レンズは35oF4.
シャッターはB・1(1/50秒)。
左のレンズは遠景、右は近景にピントが合わせて
あるのが特徴。
セルフコッキング式
写り・★★★★☆


フェド・ステレオM

(ロシア)
1988年
画面サイズ30X24o(ヨーロピアンマウント)
35oフィルム使用。
レンズは38oF2.8。
CdsメーターによるプログラムAE方式。
レバー巻き上げ。
ストロボ時マニュアル絞り。
距離は前玉回転の目測式。
写り・★★☆☆☆




「写るんです3D」

(カメラの西本 日本)
1994年
画面サイズ・不明。
ステレオレンズ付きフィルム。
シャッター・インスタント。

レンチキュラーフォーマット方式のステレオ写真が撮れた。人気が無いのですぐに生産中止になったようだ。

写り・不明


「写ルンです」用ステレオ写真アダプター

「写ルンですエース27FL」用アダプター
他の使い捨てカメラに使うには若干の加工が必要。

プリントした写真を専用のビューワーで見る。


アーガス3D

(アーガス 中国)
製造年・現行品。

画面サイズ18oX24o。
35oのフィルムを2分割し、左右2枚を写す。
レンズは28oF8。固定焦点。
シャッター・インスタント
ストロボ・内蔵
プラスチック製
ロレオ・ステレオというカメラがあるが名前が違うだけで同じ物。これは、アーガスという名でOEM生産された物だろう。

平行法で見る写真が撮れる。

写り・★☆☆☆☆


Vivtar 3D cam

製造年・現行品
フィルム・35o(24X36o)
レンズ・2枚玉35o F5.6
シャッター・シングルスピード 1/90s
絞り・ストロボ使用時 f5.6
    自然光 f11
焦点・固定 1.5m〜無限
フィルムカウンター・オートリセット付進行タイプ
フィルム巻き上げ・自動
フィルム巻き戻し・自動
ストロボ・内蔵、自動発光 1.5〜3.6m
写り・★☆☆☆☆

文字通り、最新式のステレオカメラ。
なんと東京都写真美術館で購入。
ステレオと通常画面と切り換えが出来る!
プリントしたものを専用のビューワで見る。
交差法で見る写真が撮れる。


一眼レフ用3Dフィルター

35o一眼レフに付け左右2分割されたステレオ
写真が撮れるフィルター。ステレオベースが24mmなのでマクロ撮影が可能。
写り・★★☆☆☆



ステレオリアリスト用フィルター

イエローフィルター。
ご覧の通りフラッシュを使う時に使用したのだろう。
$1で買いましたが送料のほうが高かった、、、、、(^_^;)


6X6ビューワ
(リアリストサイズ用アダプター有り)


スプートニック、ローライなどの6X6版のステレオマウントを
見る為のビュウーワ。
バックライト内蔵。


コダック・ステレオビュ―ワ

リアリストマウント用のビューワ
バックライト内蔵式。



リアリスト・フォーマット・スライドビューワ

バックライト内蔵式。
アメリカで現行品として売ってます。
単一電池2個使用。


ぺンタックス・ステレオビューワU

一眼レフに付けるアダプターと共に、ロングセラーを続けるステレオシステム。正直あのアダプターはいらないのだがこのビューワは欲しかった。マクロ撮影したポジを見るのに必要だと思っていたからだ。
先日、会社帰り銀座のカメラ屋に寄ったらこれが、定価の半額で売っていたので思わず購入。


アンティーク・ビューワ

100年以上前の物だが状態は非常に良い。
付属にガラス乾板のステレオ写真が31枚も付いていた。
外光式

      写真サンプル


アンティークビューワ

カメラ屋よりも西洋アンティークの店でよく見かける。
かなり古いものだと思われる。
枠が金属なのでアメリカ製
同じ様ので枠が木で出来ているものも存在するが、それはヨーロッパ製。
ステレオ写真を見る道具というよりアンティーク品。



手作りビューワ

こんなもの作ってみました。
リアリストマウント用です。
バックライト内蔵。


ビューマスター用ビューワ

丸い円盤型のリールを入れると合計7組のステレオ写真が見れる。ビューマスターの歴史は古く1950年代のリールも有るが規格が同じなので現行のビューワで問題無く使える。
現在は、アニメや映画などの写真が多く玩具感覚で扱われるが、古いものには観光名所の写真などが数多くあるので絵葉書感覚で買っていったのだろう。

僕の持っているのは現在の物でいかにもおもちゃ的でチープだが、アンティークの物はベークライト製でいかにも「ビューワ」といった貫禄があるが高い。

外光式


3D TOOL 88

サービスサイズのステレオプリントを見るためのビューワ。
変わった構造だがちゃんと立体に見れる。
ダイヤモンドカメラの先代社長が考案したそうだ。


リアリストマウント用ビューワ

市販の簡易ビューワ
外光式

ハクバ改良式簡易ビューワ

普通のスライドビューワを2個くっ付けただけの
簡易式ステレオビューワ
外光式



ステレオルーペ

簡単に立体写真を見るのには便利。
Web上のステレオ写真を見る時に使ってます。


ステレオメガネ

ご存知、アナグリフの立体写真を見るメガネ。
学研の付録でありましたねー。
これは昔、雑誌(popeye,1983年11月25日号)で3D特集をやっていた時の付録。


折り畳み簡易ビューワ

プリントされた写真を見るためのもの。
サービスサイズのプリント写真を平行法で観賞する。


折り畳みビューワ

アーガス3Dに付属していたもの
サービスサイズもしくはL版にプリントされた写真を平行法で観賞する。


折り畳みビューワ

Vivitar 3D camに付属していたもの。
サービスサイズもしくはL版にプリントされた写真を交差法で観賞する。


コダクローム25

ステレオ写真はスライドで見るのでなるべく粒子が細かいフィルムを使うのがベターです。生産中止になったのが惜しまれます。(今はフジのベルビア50を主に使用しています。)


SH251iS

レンチキュラー風?3D写真が撮れる携帯電話






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